アルフォキシン(Alfoxil)の効果と使い方



アルフォキシンは、アモキシシリンが含まれた薬で、パセトシンのジェネリックです。

どんな薬なのか、見ていきましょう。

イスラエルの巨大製薬会社「テバ」の薬

このアルフォキシン(Alfoxil)を製造しているのは、テバファーマシューティカルインダストリー(Teva Pharmaceutical Industries Ltd)という会社です。

あまり聞きなれない会社かもしれませんが、このテバは実は年間売上が2兆円を超える超巨大企業です。

世界で10-20位の間に入るのような、一大規模の製薬会社です。

また、さらにすごいのは、このテバは「ジェネリック医薬品」のみに特化して製造している医薬品会社で、この規模になっている点です。

ジェネリックというと、価格は先発薬と比較してかなり安くなっているはずですが、それにも関わらず、圧倒的な物量でこの売上規模を生み出しています。

なおジェネリック製薬企業では、このテバは世界で最も大きな会社です。

このアルフォキシンがどんな薬かというと、ひとまず超大手製薬企業が製造する格安のジェネリック医薬品である、ということを覚えておきましょう。

アルフォキシンの有効成分はアモキシシリン

このアルフォキシンに含まれている有効成分はアモキシシリンという成分です。

このアモキシシリンは、ペニシリン系というカテゴリに分類される細胞壁合成阻害剤です。

ペニシリンという名前を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、これは世界で最も最初に開発された抗生物質の成分です。

ペニシリン系というのは、この世界最古の抗生物質ペニシリンがもととなって生成された抗生物質の成分の総称です。

ペニシリンの成分は多くの人を感染症から救った、世界的に大きな発明で、この成分を開発した人はのちにノーベル賞を受賞しています。

ペニシリンは、対象となる菌の細胞壁の合成を阻害することが主な役割です。

なぜこれが菌を死滅させることになるのかというと、細菌はこの細胞壁というものがなければ、徐々に死滅していってしまうからです。

死滅しないように細胞壁を必死で合成していますが、それを阻害するのがペニシリン系の薬で、細胞壁が作れなくなった最近はどんどん死滅していくというのが、この薬の働きです。

アルフォキシン(Alfoxil)に含まれるアモキシシリンもこのような働きをし、ペニシリン系細胞壁合成阻害剤といった言い方もされることがあります。

性感染症では特に梅毒などで効果を発揮

大きな発明だったペニシリン系の薬ですが、現在ではすでに様々なところで多用されてしまい、逆に菌がペニシリン系に耐性を付けてしまう、という事態も発生してしまいました。

そのため、現在ではこのアモキシシリンが効かないような性感染症も存在するため、本当にアモキシシリンでよいのかどうか、気になる人もいるでしょう。

現在、日本の性感染症の治療ガイドラインで、アモキシシリンの利用が明記されているのは、「梅毒」です。

梅毒治療においては、最初に選ばれる成分はバイシリンGかアモキシシリンとされており、ペニシリン系の薬のアレルギーなどがなければ、このどちらかが利用されるでしょう。

アルフォキシンの使い方

アルフォキシンを「梅毒」の治療で使う場合の使い方です。

このアルフォキシンに含まれるアモキシシリンを1日1500mg3回に分けて服用します。

アルフォキシンは500mg錠の薬なので、ちょうど1日1錠を計3回飲む計算になります。

梅毒はステージによって治療方法が異なり、第1期と呼ばれる初期の状態では2~ 4週間薬を服用し、、次のステージである第2期では4~8週間、症状がかなり重たくなる第3期以降では 8~12週間を継続して服用することになっています。

梅毒のステージ アルフォキシンの服用期間
第1期 2-4週間
第2期 4-8週間
第3期 8-12週間

またアルフォキシンの利用で気を付けたいのが、アレルギーです。

ペニシリン系の薬であると上記で説明しましたが、その理由がこのアレルギーでもあります。

まれに、このペニシリンという薬自体にアレルギーを持っている人も存在しています。

そして、その人がこのアモキシシリンの成分を服用してしまうと、突然のショック症状があらわれて、重篤な症状が現れたり、あるいは最悪の場合死に至ることすらあります。

そのため、このアルフォキシンを利用する場合は、自分がペニシリン系の薬にアレルギーがないか、しっかりと確認しておきましょう。

このアレルギーの症状の場合は、服用直後にすぐ症状が出るのが特徴です。

ただし、症状はじんましんや嘔吐など、様々考えられます。

そしてショック症状の場合は、血圧が一気に下がり気を失ってしまうこともあります。

これらの症状が出た場合はすぐ服用を中止して医師に相談するほか、薬の服用時は病院や家族のそばでいつでも困ったら相談できるようにするとよいでしょう。

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2019/05/17