クラミジア治療用のアジスロマイシンを通販で購入するには？

2019/05/19

クラミジア治療ではアジスロマイシンの利用が最もよく利用されます。

手軽に通販で薬などを購入できれば便利ですが、クラミジア治療用のアジスロマイシンを通販で購入する方法はあるのでしょうか？

薬局で購入できる薬は通販で購入できるが…

薬は管理上、国がカテゴリーを決めており、それぞれのカテゴリーごととに購入の仕方が変わってきます。

カテゴリー	購入方法
医療用医薬品	医師だけが提供できる薬で、効果が強く副作用も強いのが特徴です。通常、ネットの通販で購入はできない薬です。
要指導医薬品	元々医療用医薬品で医師しか提供できなかったものが、薬局でも購入できるようになったものです。ただし、まだ扱いが厳重で通販では購入できません。
一般用医薬品「第1類医薬品」	薬局で購入できますが、薬剤師の説明を必ず受ける必要がある薬です。副作用や飲み合わせの管理など、注意すべきことがあります。
一般用医薬品「第2類医薬品」	薬局で購入でき、また説明を受けることが必須ではない薬になっています。風邪薬などが多く該当します。
一般用医薬品「第3類医薬品」	薬局で購入でき、また説明を受けることが必須ではない薬です。ビタミン剤などが該当し、副作用の問題などは低い薬です。

説明の中にも記載がありますが、「一般医薬品」と呼ばれる薬局で購入できる薬が、最近になってネットでも購入できるようになりました。

しかし、ネットでの購入でも薬剤師の説明や質問に回答するなど、その流れ自体は変わっておらず、通常のネット通販と比較すると、少し手間のかかる購入となります。

今回の「アジスロマイシン」という薬は、「医療用医薬品」に該当します。

つまり、通常はネット通販で購入することはできず、医師の診察を受けて医師が治療で使うべきと判断して、初めて手に入る薬となっています。

しかしインターネットを調べると、アジスロマイシンを含んだ薬が購入できるようになっているサイトがあります。

実はこれらは通常の通販サイトではなく、個人輸入業者サイトとなっています。

個人輸入業者というのは、海外から商品を個人の方が購入する際に、それを買い付け購入者へ発送を代行してくれる会社です。

この個人輸入の仕組みでは、実は医療用医薬品も購入ができるようになっています。

なぜなら、日本にいる人の中で海外から仕事などで来ている人が多くいますが、持病を持っていたりして定期的に薬を飲まなければいけない場合、いつも飲んでいる薬が日本で手に入るとは限らないからです。

海外で許可されている薬と日本で許可されている薬は違うことが多く、代替できる薬が存在しているケースもあれば、日本では代替の薬すら手に入らないケースもあります。

そんな場合、海外から薬を送ってもらって受け取れるようにしているルールが、この個人輸入という仕組みとなっています。

つまりアジスロマイシンを購入できるサイトがある場合、それは個人輸入という枠組みの中で提供されているものなのです。

上記の解説から、個人輸入自体は日本に住む海外の方が主に対象になっていることがわかります。

では、日本人の方が購入してはいけないのでしょうか？

日本人でも海外に住んでいて戻ってきている人もいますし、そういった場合に個人輸入で薬を購入する必要があることもあるので、日本人が購入すること自体も禁止されているわけではありません。

そのため、日本人で本来上記のような用途と該当しない人が薬を個人輸入したとしても、捕まったり罰金を払ったり、といった処罰みたいなものは通常は起こりません。

しかし、たとえそれが違反行為で処罰を受けることがなくても、健康という観点で、医師が扱う医療用医薬品を医師の指示なく使うことは危険であり、そこが個人輸入の最も危険なポイントといえます。

最近では、特に美容目的で海外から薬を使っている人が多いことから、美容クリニックのホームページで「個人輸入によって発生した健康被害は対応できないことがあります」というような旨を記載していることもあります。

自身で処方して治療を行った患者はしっかりと対応できますが、まったく知らないところで本来リスクの高い薬を使って、体に問題が出てしまい医師に泣きついても、医師も手の打ちようがない、ということです。

そういった危険があることをしっかりと理解したうえで、自身がもし何らかの理由で個人輸入を使う必要がある場合は、クラミジア治療で使われるこの「アジスロマイシン」も購入することができます。

現在個人輸入代行業者の通販サイトで購入できるアジスロマイシン入りの薬は以下です。

ジスロマックという薬が先発薬といって、最初に販売された薬となります。

ジスロマックはファイザーという世界で最も大きな製薬企業が開発した薬です。

それ以外の薬はインドなどの国で製造されたジェネリック医薬品となっており、同じ成分を使っていながらとても安く購入できるところが特徴です。

アジーなどは、海外でもクラミジアを含む性感染症の治療でよく利用されている薬です。