ゾビラックス(Zovirax)の効果と使い方



ゾビラックス(Zovirax)はグラクソスミスクラインから発売された、ヘルペスの治療薬です。

ゾビラックスにはどんな効果があるのでしょうか。

使い方も含めて見ていきましょう。

ゾビラックスの有効成分はアシクロビル(Aciclovir)

ゾビラックスに含まれている有効成分はアシクロビル(Aciclovir)という成分です。

この成分はウィルスを駆逐する働きがあり、場所を問わずヘルペスウィルスに感染した場合にウィルスを除去します。

具体的な働きとしては、ウイルスのDNAの複製を阻害する作用があり、DNAの複製ができなくなったウィルスは順次死滅していき、最終的に感染が治るというものです。

水ぼうそうや帯状疱疹なども同じカテゴリーのウィルスであり、これらの症状でのこのアシクロビルを含むゾビラックスが使われます。

薬には軟膏タイプと飲み薬タイプがあり、また使用する機械は少ないですが注射薬も存在しており、症状によっては注射薬による治療も行われます。

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ゾビラックス実際はどれぐらい使われているのか?

ゾビラックスに含まれている有効成分のアシクロビルは、このヘルペスの治療においては最もよく利用される薬といえるでしょう。

アシクロビルのほかには、バラシクロビルという成分も治療で利用されます。

症状によって注射による投与など、使い方が変わることがありますが、成分自体はこのアシクロビルが利用されることがほとんどです。

アシクロビルを含むゾビラックスは、ヘルペス治療では定番の治療薬なのです。

ただし、ゾビラックスは比較的古い薬で、すでに多くのジェネリック薬品が製造されているため、最近ではこのゾビラックスのジェネリックを利用することも増えており、ゾビラックス自体は値段の問題もあり利用頻度は減っていますが、有効成分であるアシクロビルは現在でも第一戦で活躍している成分なのです。

ヘルペス治療におけるゾビラックスの使い方

日本の性感染症学会から発表されたガイドラインでは、以下のような治療方法が推奨されています。

錠剤 アシクロビル錠200mgを1回1錠で、1日5回服用し、これを5-10日間続けます。
軟膏薬 1日数回、5-10日間塗り続けます。
注射薬 注射用アシクロビル5mg/kg/回を1日3回で、8時間ごと1時間以上かけて7日間点滴します。

通常は錠剤を利用することが多く、軟膏薬は症状が軽い際に利用することが多いです。

注射薬は重症の場合にのみ利用し、場合によっては錠剤と注射薬を同時に利用することもあります。

ゾビラックスは最初にヘルペスを発症した場合と、再発した場合のどちらでも利用することができますが、再発の場合は発症してから1日以内に服用しなければ効果が落ちるといわれています。

また、服用する期間も5日間と、初めての発症の時よりも短い期間で治療を行います。

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ヘルペス予防目的の利用も

重度のヘルペス患者の場合は、再発を繰り返しすぎて、精神的に非常に苦痛を感じることがあるようです。

その場合は、このゾビラックスをヘルペス再発の予防目的で利用することもあります。

予防目的で利用する場合は、アシクロビル400mgを1日2回服用し、これを1年近く服用します。

1年後に患者の状況を見て、治療を続けるかどうか判断されます。

かなりの長期服用となりますが、過去の研究では6年間アシクロビルをずっと利用し続けても、ほとんど副作用が発症しないということも報告されています。

つまり、長期服用しても比較的安全なことから、予防目的で利用することも可能になっている、ということです

ゾビラックスのジェネリックについて

ゾビラックスにはジェネリックが多く発売されており、また個人輸入などで比較的安く購入ができるようになっています。

薬は医師の指示を受けて利用しなければリスクが高く危険が伴いますが、どうしても自宅で利用する必要がある場合などは、個人輸入などでゾビラックスやゾビラックスのジェネリックを購入することもできます。

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